装着型サイボーグ“HAL”

医療用HAL®下肢タイプの治療対象の8つの疾患

HTLV−1関連脊髄症(HAM)について

病態 HTLV-1関連脊髄症(HAM)は、ヒトT細胞白血病ウイルスタイプ1(HTLV-1)によって引き起こされる神経疾患です。このウイルスはTリンパ球に感染し、慢性的な免疫応答の異常を引き起こします。

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遺伝性痙性対麻痺

病態 遺伝性痙性対麻痺 (hereditary spastic paraplegia: HSP) は、緩徐に進行する下肢の痙縮 (筋肉のつっぱり) と筋力低下により歩行障害をきたす様々な病気の総称です

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遠位型ミオパチー

概要 筋疾患は英語ではミオパチーといわれます。ミオパチーの分類には様々な方法があり、原因では遺伝性と非遺伝性があります。診断のために筋を切除することを筋生検と言いますが、その切除した筋を顕微鏡で観察し

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先天性ミオパチー

病態 先天性ミオパチーは骨格筋の筋線維に構造的な異常を認めることによって発症する遺伝性の筋疾患です[1]。通常は生下時~乳児期早期より筋緊張低下(体が柔らかくグニャグニャした感じがします:フロッピーイ

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筋ジストロフィー

病態 筋ジストロフィーは、「筋線維の変性・壊死を主病変とし、進行性の筋力低下を見る遺伝性疾患」です。骨格筋の機能維持に必要な遺伝子に生じた変異が、産物であるタンパク質の機能に異常を生じさせ、筋細胞の変

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封入体筋炎

概要 封入体筋炎(以下IBM)は主に50歳以上で発症する原因不明の慢性・進行性の筋疾患です。 筋生検(筋肉の一部を取り出し、様々な標本を作って組織をしらべる)では縁取り空包と呼ばれる筋組織の変性と細胞

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球脊髄性筋萎縮症

概要 球脊髄性筋萎縮症(spinal and bulbar muscular atrophy: SBMA)は、成人期に運動機能の低下を発症する遺伝性神経筋疾患であり、筋肉の運動を司っている運動ニューロ

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筋萎縮性側索硬化症

病態 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、運動を司る神経(運動ニューロン)に障害が起こる病気です。運動ニューロンを介した脳からの指令が伝わりにくくなるため、徐々に全身の筋肉がやせて、筋力が低下していきま

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脊髄性筋萎縮症

概要 腕や太腿の筋肉が痩せて、力が低下するという状況がゆっくり進行していく疾患です。一般に感覚の異常(触ってもわかりにくい・ビリビリまたはジンジンする)は伴いません。発症する時期とどの程度まで運動能力

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